gizaemonnのブログ

価値観アップデートは楽しい

新型出生前診断の賛否について

個人的な意見としては即刻、新型出生前診断は止めて欲しいと願います。

 

なぜなら検査で異常が見えるのは3種類の染色体異常で確率も80%~95%の的中率。その検査結果次第で年間20万人もの尊い命が中絶手術によって奪われているからです。

 

水野敬也さん著作の「夢をかなえるゾウ」で成功する人は「自分に才能がない」という不安を持っている人。不安だから人の意見に耳を傾けてトライ&エラーを繰り返せる人しか成功しない。他人の意見を聞かない一番の原因は「手間をかけるのが面倒」だと書いてあります。子育てに手間は付き物。大抵の家族・親戚は母親に苦労をかけさせたくない一心で今回はあきらめようと進言します。

 

ここで問いたいのは「赤ちゃんの生まれたい意思」はどこに行くのでしょう。出生前診断で本当に必要なのは染色体異常の検査より赤ちゃんの気持ちではないでしょうか?

 

うちの次男が生まれる前に染色体異常が見えると医師に告げられた時、妻が大号泣して病院が騒然となりましたがその場で「例え障害があっても中絶はしません」ときっぱり言ったら妻は泣き止んでくれました。

 

個人的解決方法は胎児の気持ちがわかるシステムがあれば中絶による人口減少を食い止められます。また出生前診断で染色体異常が判って、それでも出産を選んだご家族には手厚い保証を国が寄与すべきと推量します。