gizaemonnのブログ

価値観アップデートは楽しい

日本の教育がおかしい理由①

教育に必要なのはレジリエンス再帰力)の追求である。

 

なぜなら人間の本質(インサイト)は社会人になる前に形作られるからである。

 

「社会人2週間で会社を辞めました」そんなニュースを見ても驚かなくなってしまった昨今、どの企業でも新人に対しては「辞めないで欲しい」「続けて欲しい」と考えます。しかし最初に申し上げますが新人が一年以内に辞める最も大きな理由は人間としての人間の本質(インサイト)が育っていないからです。嫌だったら辞めれば良いと簡単に考えてしまうことが原因です。

 

学校と会社の違い

 

学校で嫌なことがあっても学校を辞めることは親が許しません。でも社会人になって親元を離れれば、自分の責任で会社を辞めることが自分の選択肢に入るから使ってみたくなるのです。親からすれば納得いかない話ではありますが日本の若者の自殺率は先進国トップです。自殺しないで会社辞める選択はまだ親孝行と言えます。

 

人間の本質(インサイト)は少年期に創られる

 

子供の時にイジメに立ち向かったことはありますか?ケンカした友達と仲直りした経験はありますか?失敗して再チャレンジして成功した経験がエフィカシー(自己効力感)を向上させ、レジリエンス再帰力)つまり折れない心を創ります。小学校4年生~中学2年生くらいの思春期に自分の強みを見つけ、親と一緒に積み上げることが出来れば絶対に折れない「心の体幹」を手にいれることが出来ます。レジリエンスを持っていなければ自分の強みが解らず、会社に入っても「自分に合ってないから辞める」と自分の責任で会社を去ってしまいます。

レジリエンスがあれば困難があっても柳のように会社に順応することが出来ます。会社に適合(社会に適合)出来るかどうかは自身の本質(インサイト)を知っているかどうかで決まります。

例)

①人の笑った顔が好き→他者貢献が好き

エフィカシーが低い:気難しい人は他人に任せよう。めんどくさい。

エフィカシーが高い:気難しい人でも自分のホスピタリティ(もてなし力)なら満足いただける。

 

 

現在子育てをしている親御さんは子供の目を見て下さい。本当にやりたいことをしている子供は目がキラキラしています。子供がやりたいことを一緒に探すのが親の仕事です。親が子供に出来るのは子供の子供の部分(インサイト)を認め共に育むことだけです。

 

に寄り添えるが総じて教育者であると考察します。親が子のストロングポイント(強み)を学校の先生と共有して有益に伸ばすことが出来れば会社を感情的に辞める新人は撲滅すると推奨します。