gizaemonnのブログ

価値観アップデートは楽しい

理なしの助言は意味が無い

ロジックが無いアドバイスに意味はありません。

 

なぜならそれは個人の感想に過ぎないからです。

 

中高年のアドバイスは意味が無い

問題を抱えた質問者は実績あるメンターを好みます。同じアドバイスを受けるでも権威や地位の高い人の方がアドバイスに価値があると思っているからです。しかし正直、地位・権威がある人のアドバイスは的外れで時代遅れがほとんどです。

新人や学生の方が今の世に中(SEOやSNS)の情報に長けていて傾聴すると観点や話の切り口が面白いと正直感じます。若い世代の消費は「チル(まったり)&ミー(推してる自分見て)」でなるべく省エネで、自分の好きな物をさり気無く推すことに美徳を感じます。時代の先を掴める感性は間違いなくZ世代ですが提案に重みが無いのが現状です。

実績がある中高年は自分の武勇伝を話したくて仕方ありません。若者は全く持って関心が無いので長い話に付き合わされて嫌になった経験しか残りません。中高年世代は良いことしたと勘違いして次の犠牲者を探しに行きます。

 

名作ベスト・キッドから学ぶ師弟関係

いじめられっ子だった弟子がカンフーの強い師匠に魅せられ、数々の困難を乗り越えて強く成長する有名な話です。師弟関係で必要なものは「信頼」です。「信じて頼る」と書きますがベストキッドの場合、ターニングポイント(分岐点)となるのが洗車の修行がカンフーの防御になるロジックに気付いたことです。

頭で考えていた時は解らなかったことを理解してストンと腑の落ち、自分の感覚で体現出来ることで信用は信頼に変わったのです。ここで重要なのが師匠は弟子よりも弟子の力を信頼していたことです。

 

先輩がすべきことは未来を示すこと

先輩の役目は本を読んで過去を学び、視座を上げて未来を想定し、後輩をより良い未来へ誘うことです。

例)終身雇用の撤廃、ジョブ型雇用の導入の個人的対策

①自分の強み、スキルの洗い出し

②副業などのサブ収入の確保

③年金以外の老後資産形成(つみたてnisaやイデコ)

の具体案をサジェスト(提案)

 

まとめ

時代の移り変わりが早いので自分達の武勇伝などすぐに風化します。部下が知りたいのは先輩の失敗談でそこからのレジリエンス再帰性)です。失敗談を話しましょう。またベストキットはもっと解りやすい方法や最初に説明があればとつっこみどころは満載ですが師匠の言うことを信じて毎日真面目に取り組んだからこそ実を結んだ逸話です。つまり騙されたとしても相手を信じる心が主人公の成長に繋がったということです。

ロジックがあっても信頼が無ければ腑に落ちない。ハロー効果以外の信頼を勝ち得るには相手を観察して傾聴し、悩みに共感することが重要です。そしてこのロジックを知っていることが後輩にアドバイスをする条件になると考察します。