gizaemonnのブログ

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確実に職場雰囲気を良くする方法①

集団の雰囲気は個人の取り組みで必ず変えられます。

 

なぜなら集団は個人が集まって形成されるからです。

 

日本人にマネジメント関連の書籍は不向き

近年マネジメントに関する書籍が多く陳列されている理由から、どの年代でもマネジメントが課題である推量します。多くのマネジメント教本に書かれている内容をエッセンシャル(抽出)して言えば「個人の共感力・丁寧さ・思いやり」を増やす。他者に伝染させることで職場に感謝を起こし、職場の雰囲気を良くするに尽きます。

しかしこれだけ多くの自己啓発本があるのに、なぜ日本の職場は良くならないのでしょう?答えは簡単で知ってても(労力に見合ったゴールが遠くて)やらないんです。

「言うは易く行うは難し」この方法は日本人には最も苦痛な選択だからです。日本の国民性の根幹は「他者がやっているなら自分もやる」です。自分が部下の立場で上司が常時機嫌の悪い人なら、上司に「自分より高い給料もらっているなら自分の機嫌くらい自分で取れ!」と思って自己啓発本に書いてあった内容なんて実行はしません。上司が出来てないことを部下がなんで労力(学ぶ時間・精神力)をかけて行わければならないか?「他人がやってないから自分もやらない」という日本人特有の国民性が見え隠れします。つまり自己啓発本は日本人向けに作られていないと考察します。

確実に職場雰囲気を良くするマネジメント

・毎日笑顔で挨拶をして下さい。

「出た、当たり前のやつ!!」と思った方、その時点で出来ていません。朝起きてから最低15分間は笑顔を作る練習+顔のマッサージを行っていますか?年齢と共に「鼻下」が伸びて口角が下がっていませんか?毎日自分の顔をメンテナンスしてますか?皆さん、笑顔の挨拶を見くびり過ぎです。女優やモデル、受付嬢などは朝から体のストレッチ以上に表情筋のメンテナンスを欠かしません。笑顔の口角の上がり具合で魅力が段違いに向上することを知っているからです。

・挨拶が返されないことを前提に「良い挨拶」をし続ける。

挨拶をしても返さない人が多くなっています(毎日100人以上挨拶しますが最初は3割しか返ってきませんでした)それでも毎日毎日続けるだけで「信用貯金」が福利で増えます。元気で挨拶する人を嫌う人はいません。挨拶が返って来ないのに良い挨拶を続ける人を周りが見て「あの人は本当に人格が出来ていて信用出来る人だ」と印象付けることが出来るからです。人の信用は感情から生まれ、噂によって肥大して周囲に拡散されます。その情報が良ければ周囲が認めてくれ、悪ければ評判は下がります。返って来ないことを前提にした良い挨拶の習慣で確実に職場は良くなります。反対に今職場の雰囲気が悪い人は人によって挨拶を変えている人です。本人には部下と上司で挨拶の仕方が違うことは解りません。努力無し(知無し)では良い挨拶は出来ません。

確実に職場雰囲気を良くするリーダーシップ

・リーダーは実績を示す。

リーダーシップとマネジメントは車の両輪と言われます。マネジメントで人格的魅力を発揮したらリーダーとして仕事的魅力をアピールします。上司の人格の良さに惹かれる人もいれば、人は良くても仕事ができない上司はお断りの人もいます。両方出来て職場の雰囲気は変わります。リーダーシップを示すには「ゴールを設定して達成する度にチームに感謝する」だけです。設定したゴールに部下を何人巻き込めたか?成功を分かち合い上司が本気で感謝してくれれば部下のモチベーションは向上します。

例)

問題点

従業員の多い店で器具備品の片づけ方が人によって違うため翌日出勤した作業員がすぐ仕事に入れない。外国人も多く、何度統一しても場所が変わる。指導しても改善が見えず、徒労に終わるので問題を先送りにしていた。

解決策

「写真置き」を導入。誰もが解りやすい配置を話し合い、写真を撮って引き延ばしその場所に器具備品を戻すようしたところ劇的に作業効率が向上。

・仮説を持って取り組む

仮説は思い付きで構いません。むしろ既成概念に捕らわれない柔軟な発想は企業の助けになります。また失敗しても方向転換して上手くいったなら失敗は成功の種として記憶に改ざんされます。小さな失敗が大きな成果に結びつくことを体現するのも仕事的魅力に繋がります。

上記の例)

リーダー「前年より生産効率を10%引き上げます」(ゴールを設定)

部下  「そんなこと出来るわけないだろ!!」

リーダー「仕事の効率化で作業性を上げます。写真置きをします」(提案)

リーダー「皆さんのおかげで目標を達成しました」(感謝)

 

まとめ

マネジメントで重要なのは自分で出来る範囲で他に負けない独自の取り組みをしているかどうかです。挨拶も出来ないお子ちゃま職場なら逆におなたの良い挨拶でバリュープロポジション(全体ニーズがあり他者にない独自の魅力)を行い、仕事で成果を上げれば上司にも認めてもらえます。片方しか出来ていない人はリソース(仕事資源)を得意分野にオールベット(全掛け)していると考察します。他人にどう見られるか?噂話で足を引っ張られていないか?自分の評判をマネジメント出来れば自ずと評価が上がり、職場の雰囲気も良くなります。

まず自分の雰囲気を良くする努力をしましょう。