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日本の子育てがおかしい理由⑫

子育ての最も大きな間違いは他人の常識を鵜呑みにすることです。

 

なぜなら子供の数だけ子育てがあるからです。

 

 

子育てはマイノリティ(少数派)

個性の尊重や自由を重んじながら日本の教育は子供をいいように操りたい(言うことを手間なく聞かせたい)ことが伝わってきます。子供の好奇心や向上心は教育者の作業が増える面倒(手間)と考えられ、生徒の心の教育に熱心な先生は昔に比べて減少したことが危惧されています。

こうした中で、多感な思春期を過ごす少年少女を育成する場はやはり家庭ということになります。家庭内の教育で一番大変なのは「果たしてこの方法が子供にとってベストなのか?」と自問自答することです。

答えは簡単で子供のために考えたスキーム(計画)なら間違いはありません。全世界で唯一の正解では無くても、自分の中で導き出した考えならそれでいいんです。後はトライ&エラー(たくさんの挑戦と失敗)でブラシュアップ(磨き上げる)することで成功に近づきます。

この過程でマジョリティ(大多数)とは違う道なき道を進むのですから当然マイノリティ(少数派)になります。子供の個性を引き出すには子供一人一人に寄り添った子育てが必須です。

 

 

選択肢は絞るほと強みを増す

タイプが同じ人はいるかも知れませんが全く個性が同じ人はいません。「集中力がある子・ない子」「勉強が出来る子・出来ない子」「スポーツが出来る子・出来ない子」等。もちろん親として出来れば「何でも出来る・選択肢の多い子」は好ましいでしょう。

でもそれは親の考え方次第です。何でも出来る子は何か一つを極めた子には決して勝てません

足が速くて、勉強が出来て、行儀の良い子は育てやすいかも知れませんが自立して道なき道を進むには困難を伴うと考察します。なぜなら自分の強みは他人の強みによって磨かれるからです。ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨けないように自分の強みは他人の強みでしか磨けないのです。

何でも出来る器用な子は競わせると選択肢が多い分、他の道を模索します。他人に負けている現状を受け止めて、自分の強みを生かせる子供は見ていて気持ちがいいほど成長します。

まず子供の意見を尊重しましょう。

 

 

他人の意見は聞かなくていい

祖父母やママ友は子供の今(現状)を見て、苦手を克服した方が良いとアドバイスをします。アドバイスは他人はこう思うんだと参考にすることはあっても聞き入れることはしないで下さい。

なぜならアドバイスを他者に行う行為は快楽だからです。どう育ってきたか、どのような性質・気質を持っているか知りもしないで常識的な思いつきを子育て中の母親に言うのはナンセンスです。

それよりも何かに熱中して回りが見えなくなる場合、周りが上手にサポートして子供の成長に繋がったら子育て冥利に尽きると思いませんか?

 

「子供は地域で育てる」が子育てのスローガンです。他人の子供では無く、同じ地域に住む社会の宝物として子育てに協力的であれば子供は伸び伸びと成長するでしょう。

「子供をこう育てたい」という考えを発信することが家族や地域をまとめることに繋がります。

 

まとめ

子育ては自分流であるべき。それが最も主張したいことです。親は周りから色々なことを言われて自信を無くすことがあります。それでも声を大にして言いたいのはアドバイスしてくる人は子供の成長に責任が持てない人です。そんな他人の戯言に子供の成長の場を奪われることは日本の成長を奪う行為に等しいと考察します。

子育ては世間に迷惑をかけないことではありません。子供の成長に必要な協力を世間に求めることこそが真の子育てです。