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価値観アップデートは楽しい

子育てがおかしい理由③

コミュニケーション不和は日本特有の「二面性」が原因です。

 

なぜなら日本の教育が若者の「二面性」の大量生産を行っているからです。

 

①欧米と日本の幸福期間は真逆

欧米・・1歳~8歳まで厳しい→8歳~60歳は幸福度上昇→60歳~幸福度低下

日本・・1歳~8歳まで激アマ→8歳~60歳は幸福度低下→60歳~幸福度上昇

・欧米ではエレメンタリースクール(小学校)に入るまで親が厳しく躾けを行います。その後は子供の自己責任で親は口出しをしないのでその後の学校生活やビジネスライフは困難もあるでしょうが挑戦に満ち溢れています。チャレンジが成功してアメリカンドリームを手にし晩年に引退して静かに余生を過ごします。

・一方で日本は生まれた時は「君の可能性は無限」だとか「何でも出来る」とちやほやしておきながら小学校に入った途端「宿題しなさい」「ゲームするな」と「~べき」と厳しくされます。それが小・中・高・大と続き、社会人になっても定年まで続きます。定年になってすっかり覇気も生気も失われたところで幸せ(しわ合せ)が来ます

 

ゆとり世代は共感力による忖度が卓越している

ゆとり世代はバッシングされやすいですがその時代に生まれたくて生まれたわけではありません。国で決めた方針なのですから受け入れる環境こそが必然と考察します。ゆとり世代の特徴は相手の戦闘力を読み取る洞察力と感情の起伏を読み取る共感力に長けています。日本の会議は長くて何も決まらないと言われますが言いたいことを言わないゆとり世代には聞き方を変えるべきでしょう。意見を求めず、AとBどちらが良い?と聞けば良いですし、何を言っても受け入れる(承認される)空間があれば発言は増えてきます。日本と反対でヨーロッパでは会議で若者の自己主張が強く、意見を言いすぎてまとまりません。気持ちを汲んでくれるゆとり世代はギスギスした現代社会の潤滑油です。

 

③学びが無いから親(祖父)にされた教育に疑問が持てない

子供時代一番言われたくない言葉は「宿題しなさい」だったはずです。親になった瞬間、子供の気持ちを忘れて親は必ず宿題しなさいと言います。それは宿題を出さないと親か怒られるからです。子供のことより日々の自分の生活に目を向けているからです。それは親自身も親(祖父母)から同じように育てられたからでしょう。学びは料理と一緒です。肉を食べるのに焼くことしか知らなければ肉の持つ可能性を引き出せません。薄切りにしてしゃぶしゃぶにしたり、野菜を肉で巻いたりと料理方法を知っていればレパートリーは増えます。学ぶことで自分とは違う可能性を見出すことが親の務めだと推量します。

 

まとめ

日本人はスパイト行動(正義中毒)が本当に多い種族です。普段おとなしい方が自分の尊厳を傷つけられ、復讐に燃える時は確実に正義中毒になっている時です。これは二面性を持つ日本人特有の現象です。多感な時期に「甘やかされた」「厳しくされた」と両極端な教育環境のせいで今も日本は若者の「二面性」を育てています

親が学ぶことで子供では無く、親が潤滑油になるべきと強く推奨します。