gizaemonnのブログ

価値観アップデートは楽しい

親がすべきことは子供の面倒ではなく、子供の未来を見据えることです。

 

なぜなら子供の人格は親との生活環境で育まれるからです。

 

元気の無い若手を大量生産する日本の家庭

日本の平均賃金は424万円。一位のアメリカは763万円で日本と約340万の差がある。30年前はアメリカの平均賃金は515万円で日本との差は100万円程がったが大きな差がこの30年で生まれている。OECD経済協力開発機構)では日本は35か国中22位と先進国では平均以下の水準になっている。なぜ日本の賃金は上がらないか?

それは元気の無い子供が増えているからです。

学校や友達とのコミュニケーションは社会の縮図で大人がコミュニケーションを取れていないのに子供が取れるわけがありません

まずは大人のコミュニケーションの見直しが必要ですがそのためには実質賃金の向上が不可欠かと推量します。人間お金の心配が無ければ他者に優しくなれます。賃金が上げれば専業主婦が増える。会社の内部留保(企業がため込んだ貯金)を給与に回せば生産性は向上します。

例えばお子さんが小さい共働きの女性の仕事を手伝ったり、フォーマットを作ったりすればその分インセンティブ(特別手当)をもらえる等。女性は忙しい時に仕事を手伝ってもらいたくても制度が無くて手伝ってもらえず、そのしわ寄せは家庭→子供にいきます。

子供は無意識に仕事は「優しい母親」を「怖い女性」に変える悪しき存在と認識します。この状況で仕事にやりがいを求める若手が育つわけない。若手は会社に羨望を抱かず、絶望しかしていないのは仕事の愚痴が家庭で横行しているからに他なりません。

 

幸せを感じにくい日本人

不安で自信のない人間は思考力が低下します。自分の判断に自信が無いので他人の意見や判断に自分の意志を委ねてしまいます。判断する、学ぶという行為は脳力を多く消費するので脳自体がその行為を避けます。勉強したくない、運動したくないは脳が拒否反応を示しているからです。ではどうしたら良いか?人間のメカニズムを理解することが重要です。

まず日本人はセロトニントランスポーター(幸せホルモンの再利用)が圧倒的に少ない民族です。「朝、幸せなことがあったら一日中幸せな気持ちでいられる」それが出来れば幸福な人生だと考察します。自論ですがセロトニントランスポーターは後天的に身につけることが出来ると考察します。

その方法は「どうすれば自分の脳からセロトニンが分泌されるか?」を知ることです。

自分の無意識の行動にヒントが隠されいます。脳科学では無意志をマネジメントすることが人生を左右するほど重要であることが最早常識です。

 

子供に元気の無い理由

元気は「気が元に戻る」と書きます。子供が元気なのは家庭で充電しているからです。子供に元気が無いのは家庭の充電機能が低下しているか、子供のバッテリー容量不足のどちらかです。

子供だけではありません。両親も一緒です。近年では家に帰りたくない大人が急増しています。皆さんスマホが充電を嫌がったらどうしますか?スマホなら交換出来ますが人はそうはいきません。

共働きの場合、家事は仕事と同じくらい苦痛です。

いかに効率良く行うか?栄養バランスを勘案したり、メニューがマンネリと言われたくなかったりと女性は仕事以外でも脳力の消費が激しいんです。男性はそんなの適当でいいと良く言いますが母親は食事や家事が子供に与える重要性を無意識に知っているので手が抜けません。

この頑張りを世の男性に知ってもらいたい。この頑張りを言葉にせず、行動で示している全ての女性に賞賛を送りたいと心から思います。

 

まとめ

子供の社会は大人の縮図です。子供の未来を見据えるとは大人が自分の未来を創造しているかどうかにかかっています。学びで無意識を有意識に変え、毎日セロトニン(幸福ホルモン)を分泌して上機嫌で仕事して、家に帰ってから世界一大切な家族との団らんを楽しむ。たったこれだけです。

日常に幸せを感じ、働くことで社会の役に立っていることを思い出して仕事に感謝が生まれると家族→子供にも感謝が生まれます。

無意識をマネジメントし直感を信じた選択は違えることが少なく、他者に判断を委ねた選択ほど騙されて上手くいくことがありません

子供に元気を戻せないのはパートナーの頑張りを認めて(見抜いて)いない現状が作っています。パートナーに寄り添いましょう。

子供に元気が戻れば日本経済も元気なります。

子育てで日本経済を元気にしましょう!!