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日本の子育てがおかしい理由⑭

「父性」で「母性」に対抗するには方法は一つしかありません。

 

それは「抱っこ」です。

 

 

①親の愛が足りて礼節を知る

「衣食足りて礼節を知る」ということわざがあります。赤ちゃんの成長に必要なのは親の愛を知ることです。

問題はt父親の愛をどうやって赤ちゃんに伝えるかです。母親は胎内で赤ちゃんと一緒に過ごした十月十日のアドバンテージがあります。父親が自分の愛情を赤ちゃんに伝えるには「抱っこ」しかありません。

赤ちゃんがつかまり立ちを始めるのは平均10か月くらいです。この10か月間を父親がどれだけ抱っこしたかで子供の人格形成が大きく変わります。

男性は「暑がり」なのと「合理主義」の方が多いので母親の抱っこかベビーカーでのお出かけが多く散見されます。

父性を育てたい、自律した大人になって欲しいと願うならなるべく抱っこを推奨します。生まれる前は母親、生まれてからは父親に抱っこされることで両親の愛を一身に受けることが出来るからです。

自分を産んでくれた母親以外にも自分を愛してくれる父親の存在が子供の人格に深みを与えてくれます。逆に親の仲が悪ければ子供の人格は歪んで怒りと憎しみを生み出してしまいます。

 

 

②幸せのスパイラルアップ

例)父親(旦那)が母親(妻)と仲が良い→母親(妻)が子供と仲が良い→子供が父親(旦那)と仲が良い→幸せのスパイラルアップ

男性は女性に比べて共感力に乏しいので赤ちゃんの可愛さにいまいち気付けません。奥さんの要望には応えられても、何をして喜ぶか明確な返答がない赤ちゃんの機嫌が取れない父親は本当に多いです。仕事は出来ても子供心が解らない父親は家庭内で戦力外通知を受けます。

上の例のように幸せの輪を繋げるには子育てに仮説を持って挑戦を重ねる(トライ&エラー)しかありません。奥さん自身を褒めるのではなく「こんな可愛い子供を産んでくれてありがとう」「子育てが大変なのに家事までやってくれてありがとう」と感謝の言葉を言うことで幸せのスパイラルアップが実現します。

子供の成長は母親の努力の結晶なのです。自分が褒められるのが苦手な人がいますが自分の子供を褒められて嫌がる人はそうはいません。

 

 

オキシトシンバソプレシン

愛情ホルモンの「オキシトシン」をご存じな方は多いと思います。抱っこを推奨しているのは例え、我が子で無くても赤ちゃんを抱っこすると愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されて多幸感に包まれるからです。

子供も抱っこされることでオキシトシンが分泌されて安心します。オキシトシンの他にバソプレシンも分泌されます。バソプレシンは抗利尿ホルモンで活性化することで尿の濃度を変え、老廃物を適切に対外に排出します。反対にバソプレシンが抑制されると情緒不安定で尿が薄く、水分や老廃物を上手く排出できないので愁訴(自分でも言えない不調)を起こします。

よく泣く子供の親は子供の要望に応えられていないと考察します。母親だけのせいではありません。地域(コミュニティ)で対処しなければならない問題です。

 

まとめ

抱っこは父子の関係を深める。父親の第一子への対応が良いと二人目を考えても良いと母親は無意識に考えます。日本の出生率の低下が叫ばれている昨今、イクメンや育休を取る男性の増加は喜ばしいですがまだまだ世の中の風潮は育児に対して閉鎖的と推量します。日本経済の復活には出産と育児と教育が不可欠です。政府のコロナ予備費:12兆円の約9割が使途不明金です。国民の血税を無駄にしている暇があったらシングルマザーに毎月給付金を出す法案を通して欲しいと強く要望します。

子供達の未来を守りましょう。