日本の子育てがおかしい理由⑯
父親の皆さんは子供の表情や雰囲気で感情を読み取ることに長けています。
なぜなら会社で上司や部下の顔色や表情を良く見ているからです。
①無意識は最高のパートナー
女性に質問です。メイクを始めてやった小中学生の時、完成まで時間がかかりませんでしたか?今の方が完成度が高いのに早く終わりませんか?
ちなみに男性がビューラーでまつ毛を上げようとすれば高確率でまぶたを挟みます(痛)
メイク初心者男子にまつ毛を根本から立ち上げることは出来ないでしょう。対して女性は練度が低くても大抵の方がまつ毛の絶妙なポイントを踏まえて上手に持ち上げます。考えてみれば物凄い高度なテクニックです。
空間把握は女性脳からすると苦手分野です。それでも左右対称に仕上がるのは無意識の力が作用しているからです。またどの順番でやれば効率が良いか仕上げに何分かかるかそういった肌感覚は全て無意識が行っているのです。
寝ている間に呼吸が止まらないのも無意識が生命維持(体温調整・基礎代謝)を行っているからです。無意識は最高のメンターでありパートナーです。
②無意識は経験の宝庫
初めてやったのに上手く出来ることがあります。サッカーや料理なんてしたことないの上手く出来た。ピアノや絵画を初めてやっていきなり賞をもらったなどです。
才能があったと言われればそこまでですが実はここにも無意識が働いていて過去の経験(深層心理)から使えそうなスキルを持ってきて無意識が自動再生したのです(ボール遊び→サッカー・キャンプの食事→料理・読み書き→ピアノ・塗り絵→絵画)
女性は現実主義なので子供のスキルの応援基準が将来稼げるかどうかでテンションが決まりがちです。男性は将来何の役に立つかわからないけど興味のあることは色々やらせた方が経験になると本能(無意識)で理解してるのでやらせます(女性にはこれが男性のこだわりに見えて無駄に思えます)
反復練習で体が覚えるを言いますが本当は無意識が経験を記録しているんです。そして急な状況変化の際に自動再生してくれる優れものなのです。
③両親から学ぶことで多様性が身につく
生命は太陽が無ければ命を育めませんが、ずっと太陽が出続けると命が死に絶えてしまいます。「太陽」と「月」がいるからこそ「産めよ増やせよ地に満ちよ」と生命を育めるのです。子育ても同様で「理論的な母親」に対して「理想論を語る父親」がいることで子供自身が折り合いをつけるんです。ここで重要なのがどちらか一方から多くの想念を受けると頑固で折れやすい性格になることです。
両親から別々の愛を受け取りそれらをミックスしたり、第三の考え方を模索することでレジリエンス(適応力)が備わります。レジリエンスがある子供は困難があっても粘り強く取り組み人生を謳歌することが出来ます。
まとめ
子供に自律した大人になって欲しかったらとにかく旦那さんとお出かけして下さい。無意識は記憶のデータベースなので色々な経験を記録し続けます。経験のインプットに有効なのは五感を使うことです。幼少期にお出かけをして汗だくで走り回ったたり、綺麗な景色や自然と触れ合うことで無意識のデータベースは刻まれていきます。
多感な幼少期の無意識に埋め込んだ経験がゆっくり熟成されて思春期に覚醒します。旦那さんとの幼少期のお出かけは未来のギフト(贈り物)です。
人生の困難に対して①挑む→自己成長する②回避する→別の道を探す③第三の選択→新しい価値を提案する 困難を乗り越えるためのアルゴリズム(効率的に最適解を導き出す)の構築を行えます。
人生に無駄なことは何一つありません