gizaemonnのブログ

価値観アップデートは楽しい

確実に職場雰囲気を良くする方法①

集団の雰囲気は個人の取り組みで必ず変えられます。

 

なぜなら集団は個人が集まって形成されるからです。

 

日本人にマネジメント関連の書籍は不向き

近年マネジメントに関する書籍が多く陳列されている理由から、どの年代でもマネジメントが課題である推量します。多くのマネジメント教本に書かれている内容をエッセンシャル(抽出)して言えば「個人の共感力・丁寧さ・思いやり」を増やす。他者に伝染させることで職場に感謝を起こし、職場の雰囲気を良くするに尽きます。

しかしこれだけ多くの自己啓発本があるのに、なぜ日本の職場は良くならないのでしょう?答えは簡単で知ってても(労力に見合ったゴールが遠くて)やらないんです。

「言うは易く行うは難し」この方法は日本人には最も苦痛な選択だからです。日本の国民性の根幹は「他者がやっているなら自分もやる」です。自分が部下の立場で上司が常時機嫌の悪い人なら、上司に「自分より高い給料もらっているなら自分の機嫌くらい自分で取れ!」と思って自己啓発本に書いてあった内容なんて実行はしません。上司が出来てないことを部下がなんで労力(学ぶ時間・精神力)をかけて行わければならないか?「他人がやってないから自分もやらない」という日本人特有の国民性が見え隠れします。つまり自己啓発本は日本人向けに作られていないと考察します。

確実に職場雰囲気を良くするマネジメント

・毎日笑顔で挨拶をして下さい。

「出た、当たり前のやつ!!」と思った方、その時点で出来ていません。朝起きてから最低15分間は笑顔を作る練習+顔のマッサージを行っていますか?年齢と共に「鼻下」が伸びて口角が下がっていませんか?毎日自分の顔をメンテナンスしてますか?皆さん、笑顔の挨拶を見くびり過ぎです。女優やモデル、受付嬢などは朝から体のストレッチ以上に表情筋のメンテナンスを欠かしません。笑顔の口角の上がり具合で魅力が段違いに向上することを知っているからです。

・挨拶が返されないことを前提に「良い挨拶」をし続ける。

挨拶をしても返さない人が多くなっています(毎日100人以上挨拶しますが最初は3割しか返ってきませんでした)それでも毎日毎日続けるだけで「信用貯金」が福利で増えます。元気で挨拶する人を嫌う人はいません。挨拶が返って来ないのに良い挨拶を続ける人を周りが見て「あの人は本当に人格が出来ていて信用出来る人だ」と印象付けることが出来るからです。人の信用は感情から生まれ、噂によって肥大して周囲に拡散されます。その情報が良ければ周囲が認めてくれ、悪ければ評判は下がります。返って来ないことを前提にした良い挨拶の習慣で確実に職場は良くなります。反対に今職場の雰囲気が悪い人は人によって挨拶を変えている人です。本人には部下と上司で挨拶の仕方が違うことは解りません。努力無し(知無し)では良い挨拶は出来ません。

確実に職場雰囲気を良くするリーダーシップ

・リーダーは実績を示す。

リーダーシップとマネジメントは車の両輪と言われます。マネジメントで人格的魅力を発揮したらリーダーとして仕事的魅力をアピールします。上司の人格の良さに惹かれる人もいれば、人は良くても仕事ができない上司はお断りの人もいます。両方出来て職場の雰囲気は変わります。リーダーシップを示すには「ゴールを設定して達成する度にチームに感謝する」だけです。設定したゴールに部下を何人巻き込めたか?成功を分かち合い上司が本気で感謝してくれれば部下のモチベーションは向上します。

例)

問題点

従業員の多い店で器具備品の片づけ方が人によって違うため翌日出勤した作業員がすぐ仕事に入れない。外国人も多く、何度統一しても場所が変わる。指導しても改善が見えず、徒労に終わるので問題を先送りにしていた。

解決策

「写真置き」を導入。誰もが解りやすい配置を話し合い、写真を撮って引き延ばしその場所に器具備品を戻すようしたところ劇的に作業効率が向上。

・仮説を持って取り組む

仮説は思い付きで構いません。むしろ既成概念に捕らわれない柔軟な発想は企業の助けになります。また失敗しても方向転換して上手くいったなら失敗は成功の種として記憶に改ざんされます。小さな失敗が大きな成果に結びつくことを体現するのも仕事的魅力に繋がります。

上記の例)

リーダー「前年より生産効率を10%引き上げます」(ゴールを設定)

部下  「そんなこと出来るわけないだろ!!」

リーダー「仕事の効率化で作業性を上げます。写真置きをします」(提案)

リーダー「皆さんのおかげで目標を達成しました」(感謝)

 

まとめ

マネジメントで重要なのは自分で出来る範囲で他に負けない独自の取り組みをしているかどうかです。挨拶も出来ないお子ちゃま職場なら逆におなたの良い挨拶でバリュープロポジション(全体ニーズがあり他者にない独自の魅力)を行い、仕事で成果を上げれば上司にも認めてもらえます。片方しか出来ていない人はリソース(仕事資源)を得意分野にオールベット(全掛け)していると考察します。他人にどう見られるか?噂話で足を引っ張られていないか?自分の評判をマネジメント出来れば自ずと評価が上がり、職場の雰囲気も良くなります。

まず自分の雰囲気を良くする努力をしましょう。

 

日本の子育てがおかしい理由④

子育てが難しいのは阻害要因が多いからです。

 

なぜなら子育て環境が時代と共に大きく変化するからです。

 

祖父母世代の子育て価値観の違い

日本の素晴らしいところはインフラ整備です。先進国の中でも群を抜いて国民に寄り添った施策だと考察します。逆に日本の遅れているとことは教育です。まず子育てのマニュアルが無い。祖父母の育児と価値観がが古すぎる。子育て環境が劣悪な上、頼れる支援が貧弱すぎる。現代の母親は過去からの闇の負債の脅威に晒されている。

例)

公共の場で赤ちゃんが泣いていると母親を謗る(批判する)日本人

・正義中毒にかかった最も忌むべき存在。自分の愁訴(言葉に出来ない不安や焦燥感)をぶつけてくるだけの悪害。

スーパーなどで走ってきた子供に対し、母親に文句を言う日本人

・仕事や家庭で強く出れないことに対するコンプレックス等からくる行動。刑罰を作るべきと推奨します。しかも本人は無自覚で他の人も思っているが言いにくいことを勇気を出して言ってあげていると勘違いしているあたりは同じ日本人として恥ずかしい。

相談する場所が無い。日本人の祖父母は文句と注文しか言わない

・自分達も苦労してきたとか言うが昔の方が断然子育てはしやすい(20年前の伴働きは全体の25%に対し現在は75%近い)働かず、子育てしかしてない年代は昔の方が大変だったと口を揃えて言う。

 

安い国、日本を見直す

円安ドル高に歯止めが効きません。円安は「日本が安い国」と宣伝しているのと同義です。日本の商品が海外では価値が無いので円安になっているのです。日本人は過去が好きで過去の栄光ばかり見ますが現在海外で白物家電は中国産か韓国産が主流です。日本産はどこにもありません。安いから海外で使われているでは無く、品質も日本製と変わらないから海外の人は安い物を合理的に使います。

皆さんも品質が同じなら安い物を選びますよね?また100円ショップも良く行かれると省察しますが店内はメイドインチャイナばかりです。

日本を良くするには

①経済を回す:貯金大国日本(低リスク)の貯蓄を投資に回す(高リスク)

②雇用の増加:どこでも働ける職場提案。介護労働者のベースアップ。

出生率向上:新出生前診断の撤廃。中絶では無く、里子制度の強化。

④結婚制度見直し:事実婚、ダブル国籍、同性結婚の承認。

 

具体的な解決例

雇用増加・給与アップで奥さんの負担を減らす。年収が平均800万になり各種税金が減って手取りが増えればパートナーが働くこと無く、子育てと自分のメンテナンス(美容や心のリラックス)が出来ます。多忙で子供の泣き声も聞きたくない程、追い詰められた母親がいてもベビーシッターや家事代行サービスで心の余裕が出来れば子供は可愛いと認識を改められます。

②所得アップで心の余裕を取り戻し、地域で子供を育てる。海外では誰もが子供を無条件で可愛がります(そういう地域が多い)日本は子供がトラブルを起こすと、子では無く親を責める。これはマウントを取りたいのと子供の接し方、教育、適切な𠮟り方を知らない無教養だけど文句だけは言いたい日本人の典型です。子供の自律に何か良いか祖父母が学ばないと日本は良くなりません

③結婚・出産の見直し。アメリカの経済成長は移民の受け入れという懐の深さから端を発しています。未だに精神的鎖国文化の風習を取っ払ってダブル国籍や同性婚を認め、里子システム強化で未来の年金の礎になる子供達の育成を担ってもらいましょう。里子を預かった場合の教育費は全額無料や給付金月10万円等、今後の少子高齢化を勘案すれば財源はいくらでも捻出出来ます。

 

まとめ

日本教育は子育てを舐め過ぎです。国際競争、経済成長にはイノベーションが不可欠です。みんなと同じ教育、みんなと同じ勉強では個性は磨けません。現在の子供達が日本に生まれてきて良かったと思える抜本的な見直しが必要です。金銭的な余裕が生まれればYouTubeばかり見て言うことを聞かない子供でも親はいいところを探せるようになります。子育て中の親の心のインフラを整える施策を求めます。イーロンマスクやスティージョブズ、トーマスエジソンは子供の頃は手のかかる異端児だったそうです。エジソンのお母さんは学校から問題児扱いされた我が子を「自分で教育します」と学校に行かせなかったことが今日の偉業に繋がっています。

マイノリティー(少数派)が日本経済を急成長させるイノベーション(変革)を起こんです。今ヤンチャな子供が世界を変えるかも知れない可能性を秘めていたらおいそれと母親を注意する大人はいなくなると推察します。

 

 

理なしの助言は意味が無い

ロジックが無いアドバイスに意味はありません。

 

なぜならそれは個人の感想に過ぎないからです。

 

中高年のアドバイスは意味が無い

問題を抱えた質問者は実績あるメンターを好みます。同じアドバイスを受けるでも権威や地位の高い人の方がアドバイスに価値があると思っているからです。しかし正直、地位・権威がある人のアドバイスは的外れで時代遅れがほとんどです。

新人や学生の方が今の世に中(SEOやSNS)の情報に長けていて傾聴すると観点や話の切り口が面白いと正直感じます。若い世代の消費は「チル(まったり)&ミー(推してる自分見て)」でなるべく省エネで、自分の好きな物をさり気無く推すことに美徳を感じます。時代の先を掴める感性は間違いなくZ世代ですが提案に重みが無いのが現状です。

実績がある中高年は自分の武勇伝を話したくて仕方ありません。若者は全く持って関心が無いので長い話に付き合わされて嫌になった経験しか残りません。中高年世代は良いことしたと勘違いして次の犠牲者を探しに行きます。

 

名作ベスト・キッドから学ぶ師弟関係

いじめられっ子だった弟子がカンフーの強い師匠に魅せられ、数々の困難を乗り越えて強く成長する有名な話です。師弟関係で必要なものは「信頼」です。「信じて頼る」と書きますがベストキッドの場合、ターニングポイント(分岐点)となるのが洗車の修行がカンフーの防御になるロジックに気付いたことです。

頭で考えていた時は解らなかったことを理解してストンと腑の落ち、自分の感覚で体現出来ることで信用は信頼に変わったのです。ここで重要なのが師匠は弟子よりも弟子の力を信頼していたことです。

 

先輩がすべきことは未来を示すこと

先輩の役目は本を読んで過去を学び、視座を上げて未来を想定し、後輩をより良い未来へ誘うことです。

例)終身雇用の撤廃、ジョブ型雇用の導入の個人的対策

①自分の強み、スキルの洗い出し

②副業などのサブ収入の確保

③年金以外の老後資産形成(つみたてnisaやイデコ)

の具体案をサジェスト(提案)

 

まとめ

時代の移り変わりが早いので自分達の武勇伝などすぐに風化します。部下が知りたいのは先輩の失敗談でそこからのレジリエンス再帰性)です。失敗談を話しましょう。またベストキットはもっと解りやすい方法や最初に説明があればとつっこみどころは満載ですが師匠の言うことを信じて毎日真面目に取り組んだからこそ実を結んだ逸話です。つまり騙されたとしても相手を信じる心が主人公の成長に繋がったということです。

ロジックがあっても信頼が無ければ腑に落ちない。ハロー効果以外の信頼を勝ち得るには相手を観察して傾聴し、悩みに共感することが重要です。そしてこのロジックを知っていることが後輩にアドバイスをする条件になると考察します。

理なしの助言は意味が無い

ロジックが無いアドバイスに意味はありません。

 

なぜならそれは個人の感想に過ぎないからです。

 

中高年のアドバイスは意味が無い

問題を抱えた質問者は実績あるメンターを好みます。同じアドバイスを受けるでも権威や地位の高い人の方がアドバイスに価値があると思っているからです。しかし正直、地位・権威がある人のアドバイスは的外れで時代遅れがほとんどです。

新人や学生の方が今の世に中(SEOやSNS)の情報に長けていて傾聴すると観点や話の切り口が面白いと正直感じます。若い世代の消費は「チル(まったり)&ミー(推してる自分見て)」でなるべく省エネで、自分の好きな物をさり気無く推すことに美徳を感じます。時代の先を掴める感性は間違いなくZ世代ですが提案に重みが無いのが現状です。

実績がある中高年は自分の武勇伝を話したくて仕方ありません。若者は全く持って関心が無いので長い話に付き合わされて嫌になった経験しか残りません。中高年世代は良いことしたと勘違いして次の犠牲者を探しに行きます。

 

名作ベスト・キッドから学ぶ師弟関係

いじめられっ子だった弟子がカンフーの強い師匠に魅せられ、数々の困難を乗り越えて強く成長する有名な話です。師弟関係で必要なものは「信頼」です。「信じて頼る」と書きますがベストキッドの場合、ターニングポイント(分岐点)となるのが洗車の修行がカンフーの防御になるロジックに気付いたことです。

頭で考えていた時は解らなかったことを理解してストンと腑の落ち、自分の感覚で体現出来ることで信用は信頼に変わったのです。ここで重要なのが師匠は弟子よりも弟子の力を信頼していたことです。

 

先輩がすべきことは未来を示すこと

先輩の役目は本を読んで過去を学び、視座を上げて未来を想定し、後輩をより良い未来へ誘うことです。

例)終身雇用の撤廃、ジョブ型雇用の導入の個人的対策

①自分の強み、スキルの洗い出し

②副業などのサブ収入の確保

③年金以外の老後資産形成(つみたてnisaやイデコ)

の具体案をサジェスト(提案)

 

まとめ

時代の移り変わりが早いので自分達の武勇伝などすぐに風化します。部下が知りたいのは先輩の失敗談でそこからのレジリエンス再帰性)です。失敗談を話しましょう。またベストキットはもっと解りやすい方法や最初に説明があればとつっこみどころは満載ですが師匠の言うことを信じて毎日真面目に取り組んだからこそ実を結んだ逸話です。つまり騙されたとしても相手を信じる心が主人公の成長に繋がったということです。

ロジックがあっても信頼が無ければ腑に落ちない。ハロー効果以外の信頼を勝ち得るには相手を観察して傾聴し、悩みに共感することが重要です。そしてこのロジックを知っていることが後輩にアドバイスをする条件になると考察します。

日本の会議が長い本当の理由

日本の会議は海外から見れば「無駄」と「長い」が特徴です。

 

なぜなら会議に求められるのは「同意」で「議論」ではないからである。

 

1対100でも1が勝つことある

本を読む時間も無い、新しいことに挑戦出来ない日本人が最も苦手なのが思考力の向上です。思考力は筋肉と同じで鍛えなけれな強くなりません。鍛えるためには本を読むか毎日思考のトレーニングをするかしかありません。

しかし現代人は仕事に忙殺され思考力が著しく低下。そのため考えたくない人の方は多い。そのため上司が言ったことが間違っていて「あれ?何か違和感を感じる?」ことがあっても発言が出来ない状態になっています。

例)バイヤーが新商品で「メンチカツ200g増量」を開発。

バイヤー「200g増量で価格は据え置き、全店で展開下さい」

現場  「一箱に入ってくる量を減らして下さい」

バイヤー「そんなことしたら①納品数量が減る②メーカーに迷惑がかかる」

ここでバイヤーが100人に同意を求める「バイヤー考えでいいよな!」

現場  「300g×40枚=12キロが500g(+200g)×40枚で一箱20キロじゃ腰が悪くなる。だから一箱に入ってくる枚数を減らして欲しい」

こう発言すると100人が一斉に賛同「そうだ!枚数を減らすべきだ!!」

結果:枚数は減らず、現場はバイヤーには目を付けられ、辞めるまで嫌がらせは続きました。

 

日本が議論出来ない本当の理由

権威のある人が発言すると全て正しいと錯覚することをハロー効果と言いますが物事は陰陽で良い側面と悪い側面が必ずあります。悪い側面にメス入れることで提案者からは嫌われるかも知れませんがそもそも議論は良い側面のメリットに対して、悪い側面のデメリットを天秤にかけて話し合うことが趣旨です。権力者が議論無しで「同意」しか求めないのはロジックに自信が無いからです。

課長はその上の部長の「思い付き」を自分の部下にやらせるために課長でも納得いかないまま、会議で「同意」を求めてきます。すなわち課長が部長と議論していない内容を部下が議論すれば「言うことを聞け!!(俺も部長の言うこと聞いてるんだから)」と議論の余地が無くなります。これが日本のお子ちゃま会議の真相です(生産性が上がるわけがない)

 

お子ちゃま上司が会議を長くしている

「同意」しか求められていないのに上司や司会者は「意見を出せ!」や「会議で発言しない人間は給料泥棒だ!」と声を荒げます。そんな時に意見を言ってくれるのが大抵上司に気に入られている人間(ハロー効果)になります。「意見」では無く「人間」で見ているのでその人が何を言って問題は解決しませんがとりあえず沈黙が減り、会議が進んだ気になります。

色々な部下の多岐にわたる意見を受け入れられないお子ちゃま上司が結局会議を長引かせているのです(決まったことをやらせるだけなら会議はそもそも必要ない)

 

解決方法

部長の提案を課長が咀嚼反芻して社内メールで部下にメリットデメリットと出させる。会議では司会者の他にファシリテーターと議事録を入れて問題を因数分解しておく。ストレングス(強み)はより強化し、ウィークネス(弱点)のリスクヘッジ(起こるであろう問題の対策を予め勘案する)の方向性を話し合う。課長は会議で決まったことを部長にフィードバックする。

・・・が当然ですが課長も部長の顔色しか見ません。部長の機嫌を損ねれば自分が飛ばされるからです。つまりKPI(重量業績評価指標)を決めてどうすればリスクを少なく、部長の提案を現場にやらせるか?最初からそう言えば良いのですが上司のプライドでそれが言えず、今日も日本の会議は長くなるのです。

 

まとめ

本を読んで学ばないと会社は無くなります。知見が必要なのは部下は当然ですが部下から見て成功している上司にも必要です。日本では顧客よりも上司の機嫌を取る人間が出世します。出生した人間は地位を守るためリスク(危険)を取りません。つまり改善や新しいことをしません(自分が落とされる危険があるから)長い目で見ればそれこそがリスクです。リスクが取れなくなった上司は老害でしかないので辞めさせて給料支払いが少なくなった分、新人を育てた方が未来があります。

学ばなければ自分もいつかお子ちゃま上司と同じ道を歩みます。

 

諦めるは最悪の選択死

失敗したらまた挑戦すればいいですが、諦めるは最悪の悪手です。

 

なぜなら諦めることで勝利を目指して努力したエネルギーは枯渇し、次回挑戦する気力は衰え後悔の念が強くなるからです。

 

店長の暴力事件

パチンコ屋さんでアルバイトをしていた時のことでした。バイトの先輩からいつも「義座衛門君は凄い!根性がある!!」と褒めてもらっていました。何のことだろう?と話を聞くと「毎回店長のパワハラで従業員が辞めて行くのに義座衛門君は辞めないから」と言うのです。以前お店にゴト師(違法行為)が来た時、店長が金属バットでメッタ打ちにして救急車が店の前に停まってたことがあったそうです。

ある日のこと。翌日に新台入荷を控え、閉店後に店長と先輩と自分で古い台を外している時のことでした。店長が先輩に奥に行けと言ったのですが義座衛門の方が身軽だったので「自分が奥に行きます」と進んで奥に入ったら店長が「ブッチン!!」と切れて「テメーこの野郎!!何してんだー!!!」と首根っこを掴まれて投げ飛ばされました(義座衛門が奥に行く時にうっかりケーブルを踏んだことが酷く気に障ったようでした)2メートルほど転がされ、店長に「テメー、帰れ!!」と言われ一目散に着替えて店を後にしました。

 

バイトリーダーに昇格

翌日のシフトに義座衛門は来ないなとシフト変更を勘案していると普通にいつも通り元気よく出勤している義座衛門を見てスタッフ一同びっくりしたそうです(同じように「帰れ」と言われたことが他に7回あります)

義座衛門曰く「帰れと指示されたからその場は帰るけど、辞めろと言われたことは無いから辞めません」とのことでした。

義座衛門はその後、2年間パチンコ屋さんで働いてついにバイトリーダーになりました。時給は1800円まで昇給し、月収は40万を超えるまでになりました。諦めて次の日来なければこの破格の給料は他の人の手に渡っていたので諦めなかった勝利と言えます。

スティーブ・ジョブズは部下の育成も超天才

ジョブズの性格は短気で会議中、他者のプレゼンでも気に入らないと途中で止めさせることが日常茶飯事だったそうです。ある時日本人がジョブズにプレゼンしていると「お前のプレゼンはつまらないから止めろ!」と言われたが日本人は「私にはここでプレゼンをする権利がある。最後までやらせて下さい!」とジョブズの提案を却下しました。そしてプレゼンが終わる頃には「君のプレゼンは素晴らしい」と大絶賛に変わっていました。

当然その日本人のモチベーションは最大限まで引き上がり、プロジェクトは大成功しました。ジョブズは「アメとムチ」を分水嶺ギリギリのラインで上手く使い分けることで部下のモチベーションを引き上げる天才だったのです。

 

まとめ

日本人の多くは変化を拒み、現状維持を目指します。現状がいつまでも続くと盲信し、頑張っていれば今後も経済大国として他国から見て恥ずかしくない国でいられると本気で思っています。本当に頑張るとは変化を受け入れること。失敗からも、敗北からも学べるものはあります。しかし諦めるは気持ちと共に心まで折れてしまいます。諦めるは「皇帝に言われたら従うしか無い」と書きます。今の時代に皇帝はいますか?それが答えです。諦めない=受け入れることを人生の先輩である我々が魅せないで何としましょうか。

諦めるのを諦めて下さい。

諦めない人は男女問わず好かれます

 

困難の乗り越え方を語ろう⑤

本当の困難は困難を回避し続けた先にあります。

 

なぜなら困難のハードルを上げているのは困難を回避している「あなた」だからです。

 

ある飲食店の改善物語⑤

職場環境

・比較的駅が近いので夜間帯が強い。

・働く時間帯の違う従業員同士で仲が悪い。

・前任の店長は従業員とのコミュニケーションを取りたくないために小言を言うベテラン従業員の出勤日は店長とシフトが一緒にならないように避けて組んでいた。

 

シフトクレーム事件

・異動してすぐベテラン従業員に「話があるので今いいですか?」と言われ事務所に場所を移すと大変なマシンガントークでシフト表の作り方についてダメ出しをされました。

驚いたのはダメ出しされたシフトは意見を言いに来たベテラン従業員のシフトではなく、子育て中の他の従業員のシフトだったのです。

「子育て中の人に仕事を与えすぎて急に休まれたらこっちにしわ寄せが来るじゃない!」「そんなことも解らないの!!」「エリアマネージャーに訴えるからね!!!」と言われました(左記は一部です)

実際エリアマネージャーからも同様の案件でこっぴどく怒られました。

それだけ聞いているとシフトを組んだこちらが悪いと思われがちですがシフトを組んだ子育て従業員本人との打ち合わせで決めたことなので結局変更はしませんでした。

クレームを言ってきた従業員は前任店長から要注意とされていた従業員で前任店長はわざと顔を合わせないシフトを組んでいたためしわ寄せが新しい店長にきた様子でした。

 

言ったことを棚に上げて自分が休みたい事件

日を改めてまたベテラン従業員から呼び出しがあったので行ってみると前回とはうらはらに申し訳なさそうに「家庭の事情でしばらくお休みをしたい」とのことでした。「散々、人のシフトのことを言ってきたのに自分が休むは虫が良すぎませんか?」「休むなら代わりを探して下さい」というと自分が休む時は「店を休業すれば良い!!」と言い出しました。あまりの言い分に唖然としたのを覚えています。

前回同様、エリアマネージャーからも同様の案件でこっぴどく怒られました。←これは当然です。従業員の休みの穴埋めは店長の仕事です、、、、、ですが気持ちが追い付かない!!従業員は職場のルールで守られている権利を主張出来ますが、店長が義務を主張すればパワハラになる。「こんな理不尽おかしい!」「従業員になめられたら仕事に支障が出る」と憤慨しました。

 

 

解決方法

ここでの問題はコミュニケーション不足です。まずクレームを言うベテラン従業員は家でも交友関係でも、自分の考えをズバズバ言って相手にそっぽを向かれてしまったタイプです。このタイプは承認欲求が強く自分が知っていることを他人に言うことがコミュニケーションと思っている人です。対処方法はまず感情を吐き出させること。アドバイスをしないこと。全身で相手の話を拝聴することをします。感情を吐き出し終わると理性が目覚めます。その理性に問いかければ大抵の問題は解決します。

具体例

ベテラン従業員:「子育て中の人に仕事を与えすぎて急に休まれたらこっちにしわ寄せが来るじゃない!

店長:「なるほど!気が付きませんでした」「教えていただきありがとうございます」

ベテラン従業員:「そんなことも解らないの!!

店長:「経験不足で申し訳ございません」「勉強させていただきます」

ベテラン従業員:「エリアマネージャーに訴えるからね!!!

店長:「お話は店長が伺います」「必要であればエリアマネージャーにも店長から言って同席いただきます」「これからよろしくお願いします」

ベテラン従業員:「家庭の事情でしばらくお休みをしたい

店長:「それは大変でしたね」「シフトはこちらに任せてご家族を大切して下さい」「私はあなたの味方です」と笑顔で言います。

ベテラン従業員:「こんなに話を聞いてもらったことが無い」「この仕事を続けて良かった

 

まとめ

AとB二つの道があると日本人はCの「選ばない」を選ぶ人が圧倒的多数です。これは損失回避から端を発します。「愛」の反対は嫌いでは無く「無反応」です。つまり困難を解決するために間違ってもAかBの二つを選択すべきが何もしない「無反応(回避)」で困難は大きくなります。

日々、コミュニケーションを取って間違っていても(リスクを取って)行動を起こすことで困難は小さくなります。

だから毎日のコミュニケーションは大切なんです。

元気な挨拶から始めましょう!!